ANNIE LEIBOVITZ
Life Throug A Lens
強く新しく自由に。21世紀を生きるすべての女性達に希望を贈る生き方。
ジーンズを脱ぐのを拒んでいたヨーコにジョンが全裸でしがみつく。この数時間後にジョンは暗殺される。
アニーの輝かしいキャリアは20歳の若さで始まった。1970年ローリングストーン誌の表紙を飾ったのだ。さらに1975年のローリング・ストーンズのツアードキュメントが、彼女を一躍有名にする。1983年にはファッション誌ヴァニティ・フェアに移籍、これを機にロック・ミュージシャン中心だった被写体一気にセレブリティ全般に拡大、年齢を重ねるにしたがってますます柔軟になるという奇跡の感性から生み出す写真を、次々と世に送り続けている。
「写真家の人生とは?」という問いに「レンズを通してみる人生ね」と答えるアニー。50歳にして3人の子供をを持ち、大きな仕事を抱えてプレッシャーにものともしない。写真の質を商業的にも成功させつつ、保ったカメラマン。わずか数十分の撮影の中に被写体の魂を映し出す芸術を残す。
アニーの写真に変化をもたらしたのは、出版デザインのカリスマ、ビア・フェイトラー。彼女はミュージシャンを並べて撮っただけの写真を「とんだ大失態」だと言う。それからアニーの写真はコンセプトが人や物に深くかかわるようになった。
仕事を先輩に見てもらって、その選択の理由を考える。分かれば成長する。理由は照明であったり、ポーズであったり、写真の狙いであったりする。
身も心もロックに捧げ、ドラッグも体験した若き日々、チャンスをつかみ、スランプを脱出し、50歳にして母になる。愛した女性との別れ。そこから浮かび上がるのは、強く新しく自由な生き方。撮影が終了すると、モデル達に「ブラボー」と拍手するアニー。
強く新しく自由に。50歳、60歳になってもこの言葉を思い出して私も生きていきたい。
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