「ファッションが教えてくれたこと」見ました。
手前がグレイス。奥がアナ。グレイスが自分の撮影した写真をアナが外した事を知り、ちょっと気まずい二人。
「プラダを着た悪魔」も見たけれど、なるほど、ミランダはアナ・ウィンター。以前の私の上司がまるでミランダのようでした(笑)。毎日がプレシャーで恐ろしかったけど、今では結果として彼女の育てられたんだなと感じる事ができるので、感謝しています。
ファッションって、単なるおしゃれではないんですね。その人の生き方であり、アピールであり、それが個性となってビジュアルコミュニケーションにもなっているんだなと思いました。今までは「ブランドなんて関係ない。かわいくて本人に似合っていればいい」と思っていたけれど、一流のものに触れて理解する必要がファッションに携わる者としては必要だなと感じています。
さて、映画の主人公、VOGUE NYの編集長アナ・ウィンター、とってもかっこいいです。これで60歳!?信じられません。結婚して出産、離婚した後はフリーを楽しんでいるそうな。彼女がYESと言わないかぎりVOGUEの紙面に載る事はありません。数百万かけて撮影した写真を平気でNGを出したり、締め切り5日前にコスチュームからやりなおし、撮影しなおしなどなど。。
しかし、彼女の先見の目は確かなものが。いち早くセレブブームが来る事を察知し、表紙にセレブをモデルに飾ります。コレクションは彼女がこないと始まらないそう。彼女の右腕のスタイリスト(元VOGUEの専属モデル)、グレースとは深い信頼関係で結ばれています。一時は彼女が撮影した写真を外したものの、最終的に彼女の写真のオンパレード。何度も考えたあげく、最終的に落ち着いたのは、感性あふれるアーティスティックな写真。グレイスは流行よりも本質を見ようとするクリエイター。売り上げや流行を考慮しなければならないアナの決断がグレイスの感性と重なった瞬間に感動しました。そんなビジネスパートナー、いいですね。映画の中でグレイスが言っていた言葉で残しておきたいものがあったので、書きとめておきたいと思います。
「妥協はだめ。強くなって、もっと努力しなくちゃ。でないと非難される。いい人にならないで、私にも。でないと負け。」
アナに全てのスタイリングをダメ出しされたスタイリストにかけた言葉。
特にファッション業界の生き残り争いは壮絶なものがあるように思えます。
「生き残る道を学んでいかないと。自分の存在を認めさせ、必要とされるようになり、自分のやり方を見つけること。」
「多くの人が去っていく。辛さに耐えられなくなるのね。強くないと生きていけない。」
アナもグレイスも、この映画に出てくる女性達は非常にパワフルで才能があり、洗練されていて、情熱がある。どうしたら60歳になってもそこまで輝き続けていられるのか。才能を維持できるのか。。私もそんな60歳になりたい。
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